スペースショッカー誕生 後編 [スペースショッカー]
さて、第4話です。
前回はプラチナモザイクダンボのメスの誘拐を企てるところまでお話ししました。
はい、ここで当研究所の方針である“他力本願”“他人のフンドシで相撲をとる”の本領発揮です。
またT沢N帯魚で、もともとの交配に使われたのと同じ系統の“直系(笑)”を入手しました。
写真はこちら。
現在でも変わらないと思いますが、
当時私が知っていた限りでは“プラチナモザイクダンボ”及び“プラチナモザイクビッグイヤー”は
T沢N帯魚とGっぴーK楽部Tokushimaの2パターンで、
Tokushimaさんのはアクアライフでも紹介された通り
タイの“ジョー”作品で、
一部から、あのタキシード斑は、やはり、
“ジョー”
なのではないか、ということでした(ジョー談のような話)
ということで、
ここで混ぜちゃったら私には見分けがつかないのは間違いないので、素直にT沢N帯魚系統を使うことにしたのです。
今になって雌の表現を良く見ると、ちょっとモザイク模様が細かい系統っぽく見えなくもない・・・
そして、出てきた子供が以下の方々
おおまかに分けると、
“赤”“青”の分離と、
尾ビレが“普通のモザイク調”と“細かい模様”
の2×2タイプ。
見事、タキシードとノンタキシードに分離はしませんでした。
そして、そのまま“普通のモザイク調”でブルーのオスメスでF2を採って出てきたのが以下のタイプ
青と赤とアイボリー(笑) で尾ビレが“普通のモザイク調”と“細かい模様”の組み合わせ。
で、その中の1匹がよこちゃんさんに見初められたのでした。
この細かい模様のタイプが“ドラゴン”というのと同じなのか、気になるところです。
しかし、ウチではメスの尾ビレに赤はまったく出ないので、ちょっと“ドラゴン”とは違う気もします。
もしかしたら、模様を細かくする方法として同じ因子を使っているのかもしれませんが。
これ、模様が細かいタイプは、尾筒の模様も細かく割れるのですが、表面の光沢が無くなります。
尾ビレも艶っぽいのは“普通のモザイク調”で“細かい模様”のタイプは艶が劣るように見えます。
今後はアイボリーを固めていく方向で行きます。
リボンにしたいところですねぇ。。。
前回はプラチナモザイクダンボのメスの誘拐を企てるところまでお話ししました。
はい、ここで当研究所の方針である“他力本願”“他人のフンドシで相撲をとる”の本領発揮です。
またT沢N帯魚で、もともとの交配に使われたのと同じ系統の“直系(笑)”を入手しました。
写真はこちら。
現在でも変わらないと思いますが、
当時私が知っていた限りでは“プラチナモザイクダンボ”及び“プラチナモザイクビッグイヤー”は
T沢N帯魚とGっぴーK楽部Tokushimaの2パターンで、
Tokushimaさんのはアクアライフでも紹介された通り
タイの“ジョー”作品で、
一部から、あのタキシード斑は、やはり、
“ジョー”
なのではないか、ということでした(ジョー談のような話)
ということで、
ここで混ぜちゃったら私には見分けがつかないのは間違いないので、素直にT沢N帯魚系統を使うことにしたのです。
今になって雌の表現を良く見ると、ちょっとモザイク模様が細かい系統っぽく見えなくもない・・・
そして、出てきた子供が以下の方々
おおまかに分けると、
“赤”“青”の分離と、
尾ビレが“普通のモザイク調”と“細かい模様”
の2×2タイプ。
見事、タキシードとノンタキシードに分離はしませんでした。
そして、そのまま“普通のモザイク調”でブルーのオスメスでF2を採って出てきたのが以下のタイプ
青と赤とアイボリー(笑) で尾ビレが“普通のモザイク調”と“細かい模様”の組み合わせ。
で、その中の1匹がよこちゃんさんに見初められたのでした。
この細かい模様のタイプが“ドラゴン”というのと同じなのか、気になるところです。
しかし、ウチではメスの尾ビレに赤はまったく出ないので、ちょっと“ドラゴン”とは違う気もします。
もしかしたら、模様を細かくする方法として同じ因子を使っているのかもしれませんが。
これ、模様が細かいタイプは、尾筒の模様も細かく割れるのですが、表面の光沢が無くなります。
尾ビレも艶っぽいのは“普通のモザイク調”で“細かい模様”のタイプは艶が劣るように見えます。
今後はアイボリーを固めていく方向で行きます。
リボンにしたいところですねぇ。。。
スペースショッカー誕生 前編 [スペースショッカー]
今回はマドーグッピー研究所の名前の原因でもある、スペースショッカー誕生のお話を。
要は、さらってきて秘密基地で改造したってことは、仮面ライダー等他の怪人と一緒なのですが。。。
しかし、
彼のスタートは
T沢N帯魚で現れたY型アクアマリンコブラのモザイクオスと
オールドファッションブルーモザイクオスとプラチナモザイクダンボメスを交配して得られたメス(ブルーだった)
を
交配して得られた、
ブルーモザイクタキシードなのにコブラ模様が表現されている個体でした。
当時ショッカー(の常染色体タキシード因子)を探していた私は、
「これは常タキかも!?」
と思い早速購入。
写真のようなタキシード調と普通のモザイクが半々くらいで現れ(青と赤も半々くらい)、
この時点でよく考えれば、タキシード調の暗色は常染色体でもXでもあり得る感じでした。
しかし、
・タキシードなのに背ビレに高さが無い
・タキシードの上に見えるコブラ模様が強いのと弱いのがいる
・メスのタキシード班が薄く見づらい
という3点が、『X染色体のタキシードっぽく無さ』に感じられ
そして、私は常タキシードだと願い次の交配に移るのです。
それではそのタキシード調の暗色部分の遺伝を検討する材料となった交配とその結果を紹介します。
その交配は基本的ですが、
(ブルーのモザイクタキシードのオス個体) × (RRE.Aグラスのメス個体)
で、F1は全部アクアマリンコブラグラス(赤と青は出ましたが)になったのです。
ありゃ?常染色体だったら、少なくとも半分はタキシード斑がくるのでは?
となりまして。
それではとF2を取ってみたのが以下。
水槽が足らないのでRRE.Aしか残さなかったのですが、
こんなのと こんなの。
う~ん、モザイク尾ビレとタキシード班が連動してるっぽい・・・
これは『X染色体にモザイクタキシードなのかも』となったわけです・・・
さてしかし、このまま維持も考えたのですが、
前述したように、
タキシードなのに背ビレの高さが出ないし、
メスは普通のタキシード斑よりも薄いから見分けがつきづらいこいつら。
そんでもって、めっきりダンボ感も無くなったら尾開きも弱くて、地味な感じ。
?
ダンボ感が無くなったら地味になった・・・
!?
ダンボ感、出せばいいんじゃないかい?
しかも、X固めるの面倒だから、固まってるメスを誘拐してくればいいんじゃないかい?
ということで、プラチナモザイクダンボのメスを誘拐する作戦を立てるのでした。
次回、スペースショッカー誕生後編
研究所設備公開。 [グッピー全般]
第2話にして、所長と助手の絡みの展開はボツです(面倒になった)
一応、当研究所の切ないほど“ちんまり”とした設備をご紹介しておきます。
この設備のお陰で、交配方針が決定しているようなものです。
まずは、
メインはテトラの30cmの背高水槽です。
これを60cmラックに3本ずつ、合計9本。
1か月くらい以降の幼魚の育成やペア、なんでもござれです。。
そして、
30cmサイコロを4本
これは水の負荷の大きいくくり(処女メス沢山とか)を入れます。
これも60cmのラック上下に2本ずつ収めてます。
で、よくある30cmを3本。
背高水槽だと餌を見つけられないような稚魚サイズ、もしくはペアはこちら。
そして最後に
20cmサイコロ水槽を2本。これはワイルドフォームや少なく採れた稚魚が収容されます。
以上、計18本。
ということで、熱いグッピー愛好家の方々に比べたら、まったく足りない少ない本数でやりくりしております。
そう、そうなるといろいろな系統を自前で維持というのが難しくなります…
そこで、当研究所の交配方針!!
「他力本願」
そして、
「他人のふんどしで相撲をとる」
これです。
交配するための両親の系統を維持していたら実験交配ができないので、片親を調達することが多々。完全に他力本願です。
実はスペースショッカーも片親を調達したものを当てた世代もありまして。
それ故に交配前にはちゃんと仮説を立ててんですよ。
ただ、それがハズレたのがスペースショッカーだったりするのですが…(笑)
そしたら、次回はスペースショッカーに触れる方向で。
研究所 開設 [全般]
時は2015年、秋。
木々が色づきはじめた、穏やかな日差しの午後だった。
「所長!所長!」
所長「なんだね、うるさいな。土曜競馬見てんだから、静かにしなさいよ」
助手「やっぱり、所長の言ってること、普通じゃないと思うんですよ」
所長「だから、いま土曜競馬見てるから静かにしなさいって。キャプテン、若干舌っ足らずだから聞きとりづらいんだよ」
助手「もう、いい加減にしてくださいよ。グッピーですよ、グッピー!」
所長「うるさいな、もぅ。はいはい。仕方ないな、聞くよ。」
「で、何さ?私の理論がおかしいってのかい?」
助手「いや、おかしいとまでは言わないのですが、所長の言ってるようなこと、売ってる本には書いてないんですよ」
所長「そりゃそうだろ、そんなの書いたって本が売れないもの。でも、だからって間違ってもいないと思うよ・・・(弱気)」
助手「ほら、いつぞやのアクアリウムバスで、『そういう考え方もあるのかぁ』って、不思議げに言われてたじゃないですか」
所長「お、言われた!けっこう“それはないんじゃないの感”があったから、不安になった…」
助手「でしょ?だから、ここは所長の考えてることを発表して、いろんな人にダメ出ししてもらった方が、所長の為だと思うんですよ。」
所長「ダメ出しとか… ずいぶんと君、上から目線じゃないか。まぁ、いい。君の言わんとしていることは分かった。」
「思い込みは良くないし、みなさんのご意見を伺いたい。そこから何かが広がれば、それはいいことだしな。」
助手「じゃ、ブログ開設しときましたから。」
所長「お!So-netのブログってところが、私のミーハー心を理解している証拠(笑)」
木々が色づきはじめた、穏やかな日差しの午後だった。
「所長!所長!」
所長「なんだね、うるさいな。土曜競馬見てんだから、静かにしなさいよ」
助手「やっぱり、所長の言ってること、普通じゃないと思うんですよ」
所長「だから、いま土曜競馬見てるから静かにしなさいって。キャプテン、若干舌っ足らずだから聞きとりづらいんだよ」
助手「もう、いい加減にしてくださいよ。グッピーですよ、グッピー!」
所長「うるさいな、もぅ。はいはい。仕方ないな、聞くよ。」
「で、何さ?私の理論がおかしいってのかい?」
助手「いや、おかしいとまでは言わないのですが、所長の言ってるようなこと、売ってる本には書いてないんですよ」
所長「そりゃそうだろ、そんなの書いたって本が売れないもの。でも、だからって間違ってもいないと思うよ・・・(弱気)」
助手「ほら、いつぞやのアクアリウムバスで、『そういう考え方もあるのかぁ』って、不思議げに言われてたじゃないですか」
所長「お、言われた!けっこう“それはないんじゃないの感”があったから、不安になった…」
助手「でしょ?だから、ここは所長の考えてることを発表して、いろんな人にダメ出ししてもらった方が、所長の為だと思うんですよ。」
所長「ダメ出しとか… ずいぶんと君、上から目線じゃないか。まぁ、いい。君の言わんとしていることは分かった。」
「思い込みは良くないし、みなさんのご意見を伺いたい。そこから何かが広がれば、それはいいことだしな。」
助手「じゃ、ブログ開設しときましたから。」
所長「お!So-netのブログってところが、私のミーハー心を理解している証拠(笑)」
なんて、会話があったか無かったかは知りませんが…
超ローペースで、私のグッピーのいろいろをアップしていきます。
お付き合い下さい。